EVENT

【終了】Open Storage 2019-2020
トークイベント
MASKの可能性をめぐって-作品をとりまく“ 制作・展示 ” とその後

2019年10月22日(火・祝)
14:00~17:00
MASK [MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA]

開館から6年目を迎えるMASKは、今年、ダイナミックな作品制作に果敢に挑む若手アーティスト支援のため、MASK新規収蔵作品のプロポーザル募集を行います。

この募集に先立ち、国内で開催されている芸術祭の運営に携わるキュレーターの飯田志保子氏と木村絵理子氏、都市空間を活かした展示を得意とするSIDECOREをゲストに招き、制作場所の重要性や、アートのための場所以外での表現の可能性、芸術祭の制度や運営面での課題などをテーマに、アーティストと作品を取りまく環境について多角的に考えるトークを開催します。



【日程】
2019年10月22日(火・祝) 14:00~17:00 (13:30受付開始)
・第一部 プレゼンテーション 14:05~15:45
・第二部 ディスカッション  16:00~17:00

【ゲスト】
飯田志保子(インディペンデント・キュレーター、あいちトリエンナーレ2019 チーフ・キュレーター[学芸統括])
木村絵理子(横浜美術館・主任学芸員、ヨコハマトリエンナーレ2020 企画統括)
SIDECORE(アーティスト・コレクティブ)

【モデレーター】
木ノ下智恵子(MASKキュレーター)

【入場料】無料
【定員】100名・要予約

 参加をご希望の方は、下記よりお申込みください。※受付終了しました
※お申込みから1週間が経過しても完了メールが届かない場合は、mask@chishimatochi.infoまでご連絡ください。 



|登壇者プロフィール| 



 
飯田志保子

1998年開館準備期から11年間東京オペラシティアートギャラリーに勤務。主な企画は「ヴォルフガング・ティルマンス―Freischwimmer」(2004年)、「トレース・エレメンツ―日豪の写真メディアにおける精神と記憶」(東京オペラシティアートギャラリー、2008年/パフォーマンス・スペース、シドニー、2009年)など。2009年から2011年までブリスベンのクイーンズランド州立美術館/現代美術館内の研究機関ACAPAに客員キュレーターとして在籍後、韓国国立現代美術館2011年インターナショナル・フェローシップ・リサーチャーとしてソウルに滞在。帰国後「第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2012」(日本公式参加)、「あいちトリエンナーレ2013」、「札幌国際芸術祭2014」など国際展のキュレーターを歴任。2014年10月から2018年3月まで東京藝術大学准教授。アジア地域の現代美術、共同企画、美術館やビエンナーレをはじめとする芸術文化制度と社会の関係に関心を持ち、ソウル、オーストラリア複数都市、ニューデリー、ジャカルタ各地域で共同企画展を実践している。

 

©427FOTO

木村絵理子
横浜美術館・主任学芸員、ヨコハマトリエンナーレ2020企画統括。この他、關渡ビエンナーレ(2008、台北)、釜山Sea Art Festival(2011)など海外のプロジェクトに従事。近年の主な展覧会企画に、”HANRAN: 20th-Century Japanese Photography”(National Gallery of Canada、2019年)、「昭和の肖像:写真でたどる『昭和』の人と歴史」(横浜美術館、2017年/アーツ前橋、2018年)、「BODY/PLAY/POLITICS」(横浜美術館、2016年)、「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」展(横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術、2012年)、「高嶺格:とおくてよくみえない」展(横浜美術館、広島市現代美術館、IKON Gallery・バーミンガム、鹿児島県霧島アートの森、2011年)、「束芋:断面の世代」展(横浜美術館、国立国際美術館、2009-2010年)ほか。

 



SIDE CORE
2012年から高須咲恵と松下徹により活動を開始。2017年より西広太志が加わる。美術史や歴史を背景にストリートアートを読み解く展覧会『SIDE CORE -日本美術と「ストリートの感性」-』(2012)発表後、問題意識は歴史から現在の身体や都市に移行し、活動の拠点を実際の路上へと広げる。 ゲリラ的な作品を街に点在させ、建築、壁画、グラフィティを巡る『MIDNIGHT WALK tour』は、2017年から現在まで不定期に開催している。2016年からは東京湾岸地域のスタジオプロジェクトチームとしての携わりなど、活動は多岐にわたる。主な展示にrode work (Reborn-Art Festival) / 2017 /宮城県石巻, そとのあそび /2018/市原湖畔美術館, 意味のない徹夜 通りすぎる夜 /2019/ 東京青山ポーラビル
[これからの予定]「大京都2019 in 京丹後」10月11日(金)~ 10月27日(日)