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【終了】Open Storage 2021 クロージングイベント「ジャイアント・トらやん―ファイヤーパフォーマンス&スペシャルトーク Vol.1」
これからの大阪の文化振興を考える

2021年11月12日(金)
18:30~ 19:30
MASK[MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA]

美術館へ旅立つトらやんのMASKでのラストパフォーマンス
【Vol.1】ヤノベケンジ(現代美術家)×菅谷富夫(大阪中之島美術館館長)×遠藤克彦(建築家/茨城大学大学院准教授)×芝川能一(おおさか創造千島財団 理事長)


MASK開館当初に収蔵され、シンボル的な作品として初回の「Open Storage 2014」から来場者に親しまれているヤノベケンジ氏の《ジャイアント・トらやん》は、来年2月に開館する大阪中之島美術館への寄贈が予定されており、MASKでの展示は今年が最後となります。そこで「Open Storage 2021」クロージングイベントとして、《ジャイアント・トらやん》のMASKでのラストファイヤーパフォーマンスと豪華なゲストを迎えてのスペシャルトークイベントを2021年11月12日(金)から14日(日)まで3日間にわたり開催いたします。

11月12日(金)の【Vol.1】では、作品の寄贈予定先である大阪中之島美術館から館長の菅谷富夫氏、建築家の遠藤克彦氏をお招きし、2022年2月にオープンする美術館についてや、民間施設と公的施設との連携の可能性などを語ります。また、本クロージングイベント時は、会期中から展示構成を変更し、この3日間限定の特別な鑑賞空間となります。

ファイヤーパフォーマンス時は、篠笛・和太鼓奏者である立石雷氏による演奏で会場をさらに盛り上げます。

火を噴くトらやんをMASKで見ることが出来る最後の機会です。どうぞお見逃しなく。

※マスクを着用してご来場ください
※37.5°以上の熱のある方、体調のすぐれない方は来場をお控えください


|開催概要|
日時:2021年11月12日(金)18:30~19:30
料金:2,000円 
会場:MASK[MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA]

申込方法:以下リンクPeatixよりお申込みください

【Vol.1】https://openstorage2021-closingevent-vol1.peatix.com/view


|ゲストプロフィール| 

ヤノベケンジ現代美術家)
1965年大阪生まれ。90年初頭より、「サヴァイヴァル」をテーマに実機能のある大型機械彫刻を制作。97年チェルノブイリを訪れる《アトムスーツ・プロジェクト》を敢行。2011年震災後、希望の彫刻《サン・チャイルド》を制作し国内外で巡回。20年3月末、人類の守護獣《KOMAINU ―Guardian Beasts−》を疫病から人々を守る願いを込め展示する等、アートの枠組みを超えた幅広い創作活動を続けている。

 

芝川能一一般財団法人おおさか創造千島財団 理事長 / 千島土地株式会社 代表取締役社長)
昭和23年兵庫県生まれ。昭和47年慶応義塾大学卒。住友商事㈱を経て千島土地㈱入社。千島土地は江戸時代からの豪商・芝川家の資産を引継ぐ不動産会社で、現在は不動産賃貸に加え航空機リースを手掛けるほか、芝川ビルや名村造船所跡地等、自社保有資産を活かして地域の文化・魅力向上に貢献する活動にも力を入れている。

 

菅谷 富夫 大阪中之島美術館館長)
1958年千葉県生まれ。財団法人滋賀県陶芸の森学芸員、大阪市立近代美術館建設準備室学芸員を経て2017 年より大阪中之島美術館準備室長。2019年より現職。初代館長に就任。近代デザイン、写真、現代美術の分野を担当する一方、新しい美術館整備を統括する。館外においても上記分野の批評・評論活動を多数行う。担当した主な展覧会は「美術都市・大阪の発見」展(1997年)、「早川良雄の時代」展(2002年)など。共著に『都市デザインの手法』(1998年)、『デザイン史を学ぶクリティカルワーズ』(2006年)など。

 

遠藤 克彦建築家/茨城大学 大学院理工学研究科 都市システム工学専攻 准教授)
1970年横浜市⽣まれ。1992年武蔵⼯業⼤学(現・東京都市⼤学)卒業。1995年東京⼤学⼤学院修了。博⼠課程進学在学中の1997年に遠藤建築研究所設⽴。2007年株式会社遠藤克彦建築研究所に組織改編。主な作品に「⼤阪中之島美術館」「豊田市自然観察の森ネイチャーセンター」「系(つなぐ)の家」等。


【モデレーター】

木ノ下智恵子大阪大学准教授、MASKキュレーター)
1971年生まれ、大阪市在住。専門は現代芸術、文化政策、事業プロデュース等。神戸アートビレッジセンター美術プロデューサー、大阪大学CSCD等を経て現職。企業とNPOとの共創拠点運営「アートエリアB1」やネットワーク事業「クリエイティブアイランド中之島」などに従事。他の活動には、NAMURA ART MEETHING実行委員、恵比寿映像祭オフサイト・キュレーター、岡山芸術交流パブリックプログラムディレクター、札幌文化芸術交流センターSCARTS事業統括ディレクターなどがある。


|音楽|

 

立石 雷(篠笛 和太鼓奏者)
高校生時代メキシコに留学。「鼓童」に入団、メンバーになって以来、世界15カ国で1000回を超える公演に参加。篠笛を山口幹文氏に師事。坂東玉三郎「アマテラス」共演。鼓童から独立。
シディ・ラルビ・シェルカウイ演出「ICON」出演。「Burning Man」にて史上初招待和楽器奏者として緊縛師 Hajime Kinoko氏と共演。市川海老蔵 「ABKAI2019SANEMORI」共演。片岡愛之助「GOEMON2021」共演。